古流生花とは

古流生花は、元禄時代に江戸において一志軒今井宗普の始めた花形が、源流です。

そのために現代、古流と冠する諸流派の開祖であり、古流生花の家元一世と言えるのが一志軒今井宗普です。

その花形を関本理遊・関本理恩師が発展、完成させました。

古流生花は、江戸において興り、江戸において発達し、完成され、江戸において最も愛好されていました。

古流生花の本来の形が、サラリとした感興を持っていることは、いわゆる江戸っ子の持つ趣味を、生花の形に表しているからと考えることができるでしょう。

古流と松峰会

 古流の系譜

 

開祖 一志軒今井宗普

二世 松応斎 安藤凉宇

三世 松盛斎 関本理遊

四世 松盛斎 関本理恩

五世 松盛斎 近藤理清

六世 松盛斎 中村理貞

七世 松盛斎 中村理壽

八世 松盛斎 法眼 山本理吟 

九世 松盛斎 山本理薫

十世 松盛斎 山本理湊

 

古流松峰会

家元今井理正

古流九世家元・十世家元の元にて古流生花の研鑽に努め、流派の補佐を長く務める

古流伝統生花の継承発展を旨として、平成二年より、松峰会を設立。現在に至る

                        

                       いけばな芸術協会    特別会員                                                                                           いけばな協会      評議委員

                                                                              古流古典生花研究会 副会長